西部林道

- Seibu Rindo, Yakushima

大川の滝から永田浜に抜ける、島の西側を走る道路を、西部林道と呼んでいる。大型の観光バスが通れない、細く曲がりくねった道だ。
この辺りは屋久島で唯一、海岸線から世界史全遺産に指定されている地域。ガジュマルの巨木や、照葉樹林~針葉樹林の見事な植生の垂直分布が見られる。
そして、ヤクシマザル(ヤクザル)やヤクシマシカ(ヤクジカ)に高い確率で出会うことができる道でもある。屋久島の人口が約1万4000人、ヤクジカが1万8000頭、ヤクザルは1万頭と言われている。島の第三の勢力(?)、ヤクザルの群れにこの日も会うことができた。
下北半島から南はここ屋久島まで広く分布しているニホンザルの中でも、ヤクザルは特にカラダが小さい。毛が灰色で長く密に生えていることも特徴的だ。この長い毛は雨が降った時に蓑の役割を果たすと言われている。オトナのメスはパーマをかけたようなチリチリ頭、オスは頭の毛が左右に分かれているので、じっくり観察してみよう。

立神岩を見下ろせる絶景ポイントでパチリ記念写真。

サルたちが怖がらないように、姿勢を低くして、じりじり、じりじりと接近した! でもある一線まで近づくと、「これ以上来るなよ!」という気が漂ってくるのがわかった。人と人もオッケーな距離とそれ以上は近すぎじゃない?という距離があるけど、人とサルも同じなのかな。でも玲奈のことそれほど怖がらず、リラックスして毛繕いしてくれて、うれしかった♡ 人よりも、他のサルに警戒していた感じもあった。しばらくして、別の場所に移動するように、静かに森の奥に消えていったサルたち。達者でな〜。

ちょっとー、リラックスしすぎ違いますか?

老いも若きも、赤ちゃんを抱いたお母さんも、夢中で毛繕いなう。ヤクザルの近くにヤクジカがいることも多いそう。サルが食事をしている下にいると、おいしいものが落ちてくる確率が高いことを知っているからです。

ジリジリとにじり寄った。限界まで。

西部林道

屋久島町栗生〜永田

島の西側にある栗生集落と永田集落を結ぶ約20kmにわたる道路。


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