home >

竹下玲奈が行く、はじめての♡屋久島 >

「屋久島ガイド 田平拓也」

屋久島ガイド 田平拓也

- Takuya Tabira, Guide of Yakushima

五感をフルに使って、森をカラダで楽しむ!

今回の旅のコーディネイトをしてくれた「旅樂」を主宰する田平拓也さん。屋久島を訪れた人に、森でゆっくりと過ごしてもらうために、森での滞在時間をたっぷりととるツアーを組んでいる。まだ訪れる人の少ない朝早い時間に出発し、森に触れ、休憩時間を森の中で楽しむ。そして他の登山客が帰った後の静寂を取り戻した森を通り、ふもとに下りる。
「人のいない静かな森で、自然の音を聴いてもらいたいんです」
音を聞くだけではない。嗅覚、触覚、味覚をフルに使って森を案内してくれる。 そして、屋久島の森をよく知るガイドならではの視覚も研ぎ澄ませてくれる。 雨にけぶり、霧の立ちこめた森がミルキーグリーンに染まる時がある。
その幻想的な色は、そう教えてもらわなければ気づかない。
「霧の細かい水滴のひとつひとつが、周囲の色を反射するからです」
残念ながら写真では表現ができないほんとうに微妙で、この森の霧に包まれなければ体験できないミラクル。 是非、実際に屋久島を訪れて、ミルキーグリーンに染まった霧を体験して欲しい。

五感をフルに活用して森を楽しませてくれる田平さん。こうやって耳に手を当てて音を聞くと、遠く離れた川の水がしぶきをたてている音がすぐ近くに聞こえる。手を返せば、後ろの音もよく聞こえるようになってビックリ。耳をいっぱい動かして周囲の音を聴いているヤクジカ気分~♪

コケにこんなふうに触ってみたの、初めて。クスノキの木の葉の香りを嗅いだり齧ってみたり、先頭を歩く人の順番を変えて風景を楽しんだり、長い距離を歩くトロッコ道でもお楽しみがたくさん。

森をゆっくりと時間をかけて歩くのが「旅樂」流。靴を脱いで冷たい水に足を入れると、疲れがとれて、俄然リフレッシュ。そんな楽しい時間も充分にとってくれる。時には岩の上でお昼寝だってしちゃう!

休憩中に田平さんが配ってくれる謎の粒々。これはヒマラヤ産の岩塩。口に入れるとブルッと来るほどしょっぱいのと、すごくイオウの匂いがする。塩分+ミネラル補給なのだ。休憩中に暖かい飲み物を入れてくれたり、地元名産のお菓子を配ってくれてエネルギー補給できたり、新鮮なフルーツで元気はつらつになったり、細かな心づかいと、旅を楽しませてくれる優しい気持ちがほんとうにウレシイ。

山登りは休憩時間を大切にするんだよ~って教えてくれた田平さん。白谷雲水峡を上ってへとへとに疲れてて、ちょっと肌寒い太鼓岩の上で、あったかい飲み物を作ってくれて、感動した! 森が好きで、葉っぱが好き。愛情いっぱいで説明してくれるのも最高だ~ね~。普段なかなか出会うことのできない、本物のスペシャリストだと思った。ただ~し。田平さんの案内で、カップルが山歩きをするのはキケンかも。なぜなら! 素人男子は田平さんに太刀打ちできないから。私たちが何を欲しているのかを察知する天性の勘と、惜しみなくそれをささげるホスピタリティ、クスッと笑わせるサービス精神、オシャレで都会的なセンス。おいしいところをみんな持っていく怖れアリ。それほど素晴らしいんです。

田平拓也

屋久島ツアーガイド「旅樂」代表。
1976年生まれ。山の歴史や、樵の知恵を直接林業に携わりながら学び、自然学校を開催する。屋久島に来て11年。エコツアーガイドとして8年の経験を積み、2007年に「旅樂」(たびら)を設立。
*上の写真は、海に出発の朝、「ショアーズ」の田脇総徳さんと天気図を見ながら最適なポイントを真剣に打ち合わせる田平さん。

鹿児島県熊毛郡屋久町安房 
tel 0997-46-3818   http://tabira.biz/



ページトップへ戻る

Follow us!